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表面は、長野県とクライアントのいちごを背景に、「知る人ぞ知る！信大BS8-9」とターゲットを惹きつけられるようなキャッチコピーと、どんないちごなのか裏も読みたくなるような「秘密」をキーワードにしたリード文を添えています。 裏面は、愛されている四つの理由や実際に取引している地元の方のコメントを記載し、ターゲットにとってのメリットを伝えていきます。全体的に、高級感よりかは親しみを感じてもらえるようなデザインにしており、実際のホームページと世界観を合わせ、「地元に愛されているいちご」という本来の魅力を引き出したデザインを目指しました。ターゲットにとって、一貫して安心感や脳裏に残るデザインになるのではないかと考えご提案いたしました。

• ■問題と解決策

  初めてのクライアントがいる制作でした。はじめ頂いたテキスト量が多く、そのままテキストを使用するとただ文章が羅列されているだけのものになってしまい工夫する必要がありました。そこから、テキストを分類、内容も取捨選択し、図やイラスト化できるものは見やすくし、レイアウトは自然と目で追ってしまうような構成を考えてデザインしました。 　

• ■コンペ結果について

  結果は不採用でした。40人ほどのコンペで、選ばれたものはその土地の雰囲気が伝わる落ち着きのあるポスターでした。反省点としては、デザイン初心者がやりがちな自分の良いと思ったデザインに作り上げてしまったという点です。今思い返すと、初歩的な間違いをしており、BtoB向けの誠実なデザインポスターを提案するべきだったと感じています。今では当たり前のことですが、ユーザー側だけではなく、クライアントの年齢層や好みも把握して制作物に落とし込んでいくことが、より良いものを作る上で大切なことであると感じました。

Site color

クライアントからの指定で、明るい赤とグリーンのイチゴカラーで仕上げました。